大人にもうつる!溶連菌感染症治療中の保険加入と治癒後の医療保険



ごあいさつ

本日は、当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私は町の保険屋さんとして、多くのご相談者様と向き合っております。
このブログはそんな日々の経験、保険業界の最新トレンドをお伝えする場として開設いたしました。

近年、保険加入の方法は大きく変化し、多様化しています。
従来の対面での営業員とのやり取りに加え、インターネットを通じて自身でお見積りや加入ができるようになりました。
この変化は、お客様にとって選択肢が広がる一方で、適切な判断をするための情報がより重要であることを意味します。

特に、
Web上での保険加入をご検討の方々にこのブログを積極的にご活用いただければ幸いです。

保険は、私たちの人生に寄り添い、時に大きな支えとなるものです。
このブログが、皆様にとって有益な情報源となり、より良い選択の一助となれば幸いです。

ご相談内容について

今回のご相談は、7歳のお子さんを持つ30代の女性です。

先日、学校で『溶連菌感染症』が原因と思われる発熱等でお休みする子供が多かったとのこと。
中には高熱を発して入院するお子さんもいたとのことです。

そこで心配になって『医療保険に入らなきゃ』とのご相談でした。

溶連菌感染症自体はさほど重篤化するケースは少ないかと思います。
しかしながら、合併症等を引き起こしてしまったりしたら保険加入は厳しくなります。

今回のお話は
・溶連菌感染症についてまとめてみましょう
・保険加入について述べていきます
・まとめ
という流れで書いていきます

まずは溶連菌感染症についてまとめてみます。

溶連菌感染症は、主に冬から春にかけて流行する病気で、特に学校などの集団生活の場で広まりやすい感染症です。
大人にも感染する可能性があり、適切な治療を行えば、ほとんどの場合は問題なく回復します。
しかし、合併症のリスクがあるため、しっかりと理解し、適切な対策を講じることが重要です。
この記事では、溶連菌感染症の特徴、症状、検査方法、治療法、予防方法について詳しく解説します。

溶連菌感染症の特徴

溶連菌感染症は、**溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)**という細菌が原因で発症します。
この細菌は主にのどに感染し、次のような症状を引き起こします。

  • のどの痛み
  • 38度以上の発熱
  • 舌にイチゴのような赤いブツブツ(イチゴ舌)
  • のどや扁桃腺(へんとうせん)の腫れ
  • 発疹(体や手足に広がることがあります)
  • 腹痛

溶連菌感染症は感染力が非常に強く、咳やくしゃみ、タオルや食器の共用などで広がりやすいです。
症状が新型コロナウイルス感染症やインフルエンザと似ているため、正確な診断が必要です。
溶連菌感染症の特徴的な症状には、咳や鼻水はほとんど見られません。

潜伏期間と流行時期

溶連菌感染症の潜伏期間は2〜5日です。
特に11月〜4月に流行しやすく、この時期はインフルエンザの流行時期とも重なるため、注意が必要です。
溶連菌は年間を通して感染する可能性があるため、季節に関わらず予防策を講じることが大切です。

登園・登校について

溶連菌感染症が疑われる場合、抗生剤を服用し始めてから24時間が経過すれば、感染力はほとんどなくなります。
従って、受診当日と翌日は登園・登校を控え、その後は体調が回復すれば登園・登校が可能です。

大人への感染と再発

溶連菌感染症は子どもに多く見られますが、大人にも感染することがあります。
再発の可能性もあり、一度治った後に別の型の溶連菌に感染することがあります。
また、前回の治療が不十分だった場合には、菌が残っていることがあり、再発することがあります。

劇症型溶連菌感染症

溶連菌感染症には、『劇症型(げきしょうがた)』という非常にまれなタイプがあります。
劇症型溶連菌感染症は、突然発症し、短時間で急激に進行することで、多臓器不全やショック症状を引き起こします。
大人に多いですが、小児にも見られることがあります。
これらの症状が疑われる場合は、直ちに専門医療機関を受診する必要があります。

溶連菌感染症の検査方法

溶連菌感染症が疑われる場合の検査方法として、迅速診断キットが用いられます。
この検査では、細い綿棒でのどをこすって検体を採取し、約5分で結果が出ます。
迅速診断キットにより、溶連菌感染の有無を素早く確認することができます。

治療方法と注意点

溶連菌感染症と診断された場合の治療法は、主に抗生剤を使用します。
以下のポイントに注意しながら治療を進めましょう。

  • 抗生剤の種類:一般的にペニシリン系の抗生剤が使われますが、ペニシリンにアレルギーがある場合は、クリンダマイシンなど別の抗生剤が処方されることがあります。
  • 治療期間:抗生剤は通常、10日間ほど服用する必要があります。
    症状が改善されたからといって途中で服用を中止してはいけません。
    途中で薬をやめると、溶連菌が再び増えて再発することや、合併症のリスクが高まります。
  • 合併症の予防:溶連菌感染症にはリウマチ熱や腎炎、結節性紅斑などの合併症が伴うことがあります。
    これらの合併症は溶連菌による異常な免疫反応が原因です。
    抗生剤は指示通りに最後まで飲み切ることで、これらの合併症の予防ができます。

糸球体腎炎の早期発見と予防

『糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)』は、溶連菌感染症の合併症の一つで、感染症から2〜4週間後に発症します。
主な症状として、血尿やたんぱく尿、尿の回数が少なくなることがあります。
尿の色が濁っていたり、コーラ色の尿が出たりする場合は、血尿の可能性があります。
たんぱく尿がある場合は尿が泡立つことがあります。
溶連菌感染症にかかった場合は、尿の状態に注意し、異常が見られた場合はすぐに受診することが重要です。

溶連菌感染症の予防方法

溶連菌感染症の予防には、手洗いうがいといった基本的な衛生習慣が非常に重要です。
学校や家庭で溶連菌感染症が流行している場合や、家族の誰かが感染している場合には、これらの予防策を徹底することが感染の拡大を防ぐために有効です。

溶連菌感染症が疑われる場合の対応

溶連菌感染症は、子どもに多く見られるものの、大人でも発症することがあります。
抗生剤を指示通りに服用すれば、ほとんどの場合問題なく治る病気です。
気になる症状がある場合は、速やかに受診して検査を受けるようにしましょう。

一般的な診療の流れ

溶連菌感染症が疑われる方の診療の流れは以下の通りです:

  1. 問診:症状の始まりや周囲の感染者の有無について医師が質問します。事前にLINEで問診に答えると、診療がスムーズに進みます。
  2. 身体診察:医師が喉の状態を丁寧に診察します。
  3. 検査:迅速診断キットを使ってのどの奥を拭い、検体を採取します。結果は約5分で判明します。
  4. 処方:溶連菌感染症と診断された場合には抗生物質を処方します。重症化の兆候が見られる場合は、専門医療機関への紹介も行います。

溶連菌感染症と医療保険・生命保険

1.溶連菌感染症の治療中に医療保険に入れるのか?

結論から言えば

溶連菌感染症を治療中の方は医療保険にはご加入いただけません。

では・・・
これから先、加入出来ないかといいますと
治療終了後(完治後)は普通に加入できます。

ただし、合併症を起こした方は治療終了後も加入は厳しくなる傾向があります

医療保険が気なる方は下の
『おすすめ医療保険一覧』から簡単にお見積もりが可能です



まとめ~医療保険の必要性

最後に、保険の商品のおすすめではなく、私がご相談者様にお話しした内容をご紹介します。

今回の投稿は溶連菌感染症をテーマにしていますが医療保険は様々な場面で、いろいろな場面でお役に立てると思います

なぜ今、医療保険が大切なの?

  1. 治療の継続をサポート
    医療保険があれば、入院・手術をすることがあっても経済的な不安なく治療を続けられます。
  2. 予期せぬ入院にも対応
    いろいろな疾患やお怪我で突然入院することも。
    保険があれば、その時の費用も心配ありません。
  3. 若いうちの加入がお得
    若く加入すれば、保険料が比較的安く抑えられます。
  4. 将来の健康リスクに備える
    将来的にはその他の病気も考えないといけません。
    医療保険はそういった経済的リスクにも備えられます。

医療保険ご加入のコツ

  1. 正直な告知が大切
    現在の状況を正直に伝えましょう。隠すと後で困ることも。
  2. 保険料と保障のバランス
    若いうちは保険料が安い分、手厚い保障を検討できます。

あなたの未来を守る医療保険

今は大変かもしれません。でも、必ず良くなる日が来ます。
その時、経済的な心配なく人生を楽しめるよう、今から備えておきませんか?

医療保険に入ることで得られるメリット

  1. 経済的な安心感 治療費の心配が減れば、回復に集中できます。
  2. 治療の選択肢が広がる 費用を気にせず、最適な治療を選べます。
  3. 家族の負担軽減 治療費で家族に負担をかけることも減ります。
  4. self-care の第一歩 保険加入は、自分を大切にするself-careの始まりです。

今は、医療保険なんて~と思うかもしれません。
でも、もしものことがおこってしまったら
「医療保険に入っておいてくれて良かった」と思うことになることも十分考えられます

医療保険は、あなたを守る盾になります。
そして、その盾があることで、あなたはもっと自由に、もっと自信を持って人生を歩めるようになるでしょう。

今日、医療保険について考えてくれてありがとうございます。
これはあなたが自分を大切にするための、大きな一歩です。

あなたの人生は、かけがえのないものです。
医療保険で、その大切な人生を守りませんか?
今すぐ、あなたに合った医療保険のプランを見つけましょう。

最後に
お悩みなら加入しておきましょう
後日『不要』と思うなら『解約』もできます

大事なことは・・・
『安心』と思います

皆さまの明日が、豊かで安心でありますように



執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。