20代女性の医療保険~月2,000円で女性疾病にも備える

はじめに

「若いうちは医療保険が安いと聞いたのですが、20代でも入ったほうがいいですか?」

このようなご相談を、20代の会社員女性からいただきました。
友人の家族が入院したことをきっかけに、自分も病気やけがに備えたほうがよいのではと考えたそうです。
特に気になっていたのは、女性特有の病気への保障でした。

現在は医療保険に未加入で、毎月の予算は2,000円前後。
仕事が忙しいため対面相談は希望せず、スマートフォンで手続きできる保険を探していました。

※個人情報保護のため、一部の情報を変更しています。

20代女性に医療保険は必要?

20代は、健康状態に大きな問題がなければ、比較的手頃な保険料で医療保険を検討しやすい年代です。

ただし・・・
「若いうちに必ず入るべき」ということではありません。

まずは公的医療保険と貯蓄で、どこまで医療費に対応できるかを確認することが大切です。


公的医療保険だけでは補いにくい費用もある

公的医療保険には、高額になった医療費の自己負担を一定額までに抑える仕組みがあります。
一方で、入院中の食事代、差額ベッド代、病院までの交通費、日用品代、仕事を休んだことによる収入減少などは、すべてを公的制度で補えるとは限りません。

今回の相談者様は、入院した際に貯蓄が大きく減ることを心配していました。
そこで、病気やけがの入院給付金日額5,000円と手術給付金を基本に、保険料が予算内に収まるよう保障を整理しました。


月2,000円なら保障を増やしすぎない

医療保険は、特約を増やせば安心が増えるように見えます。

しかし、保障を付けすぎると毎月の負担も大きくなります。

20代では、まず入院と手術への基本的な備えを優先し、自分が不安に感じる部分だけを追加する考え方が現実的です。

保険料の安さだけではなく、入院給付金が支払われる条件や、保障がいつまで続くのかも確認しましょう。


女性特有の病気にどう備える?

相談者様が特に希望されたのは、女性特有の病気への保障でした。
女性疾病保障は、子宮や乳房に関する病気など、所定の疾病で入院した場合に、通常の入院給付金へ上乗せして給付されるタイプがあります。

女性疾病保障の対象を確認する

対象となる病気や給付条件は商品によって異なります。

「女性向け」と書かれているだけで判断せず、どの病気が対象なのか、入院時にいくら上乗せされるのか、手術も対象になるのかを確認する必要があります。

女性疾病保障を付けることで保険料も上がるため、基本保障とのバランスを見ながら選ぶことが大切です。

実際にご案内した保障内容

今回ご案内したのは、終身医療保険に女性疾病保障を付加できるプランです。
入院給付金日額5,000円、手術保障、女性特有の病気で入院した場合の上乗せ保障を組み合わせ、月額2,000円前後に収まる内容を検討しました。

また、相談者様は対面での説明を希望されなかったため、スマートフォンで申込みまで進められるWeb完結型の商品を案内しました。

仕事の合間や自宅で内容を確認できるため、時間を合わせて面談する必要がありません。

月2,000円前後でどのような保障を準備できるのか、まずはWeb上で保険料と保障内容を確認してみましょう。申込みを決める前の比較だけでも問題ありません。

Web申込みでも告知は正確に

Webで申し込む場合でも、告知は非常に大切です。

現在は健康であっても、過去の通院、検査、服薬、健康診断での指摘などを、質問に沿って正確に回答する必要があります。

「軽い受診だから書かなくてよい」と自己判断せず、迷う内容があれば確認してから進めましょう。

加入できるかどうかは、申込内容と告知をもとに保険会社が診査します。

まとめ

相談者様は、想像していたより保険料が手頃で、スマートフォンだけで手続きを進められる点に安心され、申込みに進まれました。

20代女性が医療保険を選ぶときは、保障を増やしすぎず、無理なく続けられる保険料にすることが大切です。

まず公的医療保険と貯蓄を確認し、不足すると感じる部分を民間の保険で補いましょう。

月2,000円前後でも、入院、手術、女性疾病保障を組み合わせられる可能性があります。

保険料の安さだけで決めず、保障内容、支払条件、告知事項を確認したうえで、自分に合うプランを比較してください。

営業担当者と対面せず、スマートフォンで保険料の確認から申込みまで進められます。無理なく続けられる保障内容か、落ち着いて確認してみてください。

30代の今、どの程度の保障が必要なのか気になる方は、スマートフォンから医療保険の保障内容と保険料を確認してみてください。
対面相談をせず、Webで手続きを進められる商品もあります。

※保険商品の申込みには告知および保険会社所定の診査があります。
健康状態や治療状況によって、申込みの可否や契約条件は異なります。

参考資料・出典

・厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
・生命保険文化センター「女性専用の女性疾病入院特約の保障内容は?」

執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。