40代女性の相談事例 更年期障害~「更年期かも」と感じたら最初に見直す医療保険

ご相談の背景と結論—「症状」より先に整えるのは“お金の安心”

更年期かな?と感じた段階で、多くの方が最初に不安になるのは「体の変調に関しての医療費用の見通し」。
そのような意向に関して・・・
現在の医療事情を考えて長期の入院より短期の入院。
そして通院の出費が積み上がる前提で、「今に必要な保障」を確保する方向性をご案内します。


検索からたどり着く不安の正体

40代後半になると、ほてり・動悸・眠りの浅さなど「更年期かな?というサインが増えます。

とはいえ・・・
いきなり受診よりもまずネットで調べますよね。

「私だけ?」「費用っていくら?」と検索し、当ブログに来られる方が増えました。

現場でよく聞くのは・・・
入院だけではなく検査や通院が増えた時の費用負担に対する家計の対応力・・・
言い換えると“家計に関する医療費のご負担に対する対応力”への不安です。

みなさまがよく知る高額療養費があっても、差額ベッド代や交通費、駐車場、食費、そして収入の減り方まではカバーしきれません。

だからこそ、医療保険を考えることで“お金の安心を先に整える考え方を共有します。


結論—通院給付+一時金が先、入院は適正化

現在の治療は短期入院・日帰り手術・通院が主流です。

入院日額〇千円という保障が中心の以前の医療保険ですと・・・
現在の短期化している入院や、
同時に長期化する通院等の治療内容や
医療費の負担の仕組と、
加入の医療保険の中身が合わない場面が目立ちます。

現在の医療費事情を勘案しての医療保険の優先順位は・・・

①入院給付は入院日数の短期化を考慮
②短期入院・診断・手術等の一時金はしっかりと(三大疾病も含む)
③予算に余裕があれば入院後・日帰り手術後も給付が受けられる“通院給付

の3つ。たとえば日帰り手術後の通院をカバー、
しっかりと準備した一時金円で初期の費用負担をカバーする
この二本柱で「貯金を崩さず治療を続けられる」が現実になります

「分かった!!!」という方はご自身で設計をしてみましょう


数字で見る“こぼれ費用”の現実

直接的な医療費のご負担もさることながら周辺費用は意外と大きいです。

もしも入院が10日でも・・・
プライバシーが守られる少しいいお部屋に入院したいですよね・・・

差額ベッド代8,000円×10日=8万円
通院の交通+駐車+食費の上乗せで月1万〜2万円

お給料はシフト調整や時短で収入が月1〜3万円下がることも。
入院が短くても様々なご負担増や収入源を踏まえると
ご負担合計10万〜20万円に達する例は珍しくありません。

上記をしっかりと医療保険で備えることは
保険料の負担をすることで、ご自身の貴重な貯金を崩すこともないので心理的に安心できますよね。

少し数字で見えるて、対策を決めるのがおすすめです。



このブログでできること—次の一歩

やることはシンプルです。

まず“いまの契約”を点検します。

今はWebでも簡単に設計できますので、ご自身で医療保険のサイトを開いてみる。

次に予算の上限を決め、ご自身が重要だと思う保障の順で配分。

最後はネット申込です。ここで大切なことは告知を正確に行うことです。
断で迷うより、実例ベースで横並び比較が近道です。

下記のリンクでしたら最短5分でお見積り・お申込みが可能です

設計の基本—「公的+民間」の二層で生活を守る

“医療費の天井”は公的制度で下がる一方、
“それ以外の負担”が発生。
そこで医療保険へのご加入で
公的医療保障に医療保険へのご加入で
公的保障+医療保険での二層構造をご検討してみましょう。
優先順位と配分例まで見ていきます。

二層構造の考え方

土台は公的医療保険と高額療養費制度。
ここで自己負担の上限が下がります。

ただ、差額ベッド代や交通費、収入減の“生活の穴”までは埋まりません。

そこで、現金(給付金)で受け取れる民間の医療保険を重ねます。
標準装備は、
①入・通院給付(入院後・日帰り後の通院も対象)
②診断・手術などで一括の“一時金”
③最悪の時の差が大きい“先進医療特約”。

基本は・・・
「公的保障制度でベースをつくり、医療保険で不足を埋める」
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優先順位の並べ方

個人でご加入する医療保険
同じ保険料でも実際の“給付される額”は保障内容で変わります。

頻度が高い支出=短期の入院と通院を最優先
次に初期のまとまった支出=一時金
そのうえで先進医療
最後に入院日額を短期想定で調整。

たとえば保険料を月3,000円台と予算化するとします。
入院日額1万円にしてその他の保障を無しにするより
日額を5,000円にして通院+一時金へ保険料の予算を振り分けた方が使う頻度が高い分「守られている実感」が出ます。

数字は家計の味方。迷ったら“使う場面が多い方へ”予算を寄せましょう。

更新型の落とし穴と総額思考

多くの方が御加入されてる更新型は設定年数ごとに保険料が上がります。

例えば更新型にご加入の方の保険料のイメージですが・・・
40代で月2,000円台→50代で3,500〜4,500円へ、というのは珍しくありません。

「今は安い」に引かれて選ぶと、10年・20年の総支払額が膨らむことがあります。

見直しでは、終身型の検討で保険料を平準化して足りない特約は、後日検討するという考え方が有効です。

キーワードは“払い続けられるか”。

ここを外さなければ、途中解約→無保険のリスクを抑えられます。

具体的な配分例

例として女性40歳ですと例として月の予算を額3,500円とする
①入院1日あたり5,000円
②通院1回あたり5,000円
②手術一時金10万円
④先進医療等

くらいまでは可能です
予算を月5,000円まで上げると
⑤三大疾病での保険料免除が付加されます

ここで大切なことは・・・
ご自身で試算してみて
ご納得の保障内容とご納得の保険料でご加入を検討することです

では、下記のリンクから試算してみましょう

告知・加入の実務—不利にしない段取りと実例

医療保険にご加入いただくには
保険にご加入される方のお体の状況を報告いただく
『告知』というものがあります。

その『告知』によって保険にご加入いただける、いただけないが決まる場合も多いです。

その大切な告知で損をしないための準備、既往歴がある場合の“告知の仕方”、ネット完結の進め方を見ていきましょう。
最後に実際の加入者の声も載せておきます。

告知前の準備物リスト

しっかりとした告知を行うための準備は4点です。

①直近の健診結果(数値がわかるもの)
②処方薬名・用量・開始時期
③通院・検査の履歴(初診日・科・病名)
④医師の説明資料の写し

告知は正確さがもっとも重要になります。

ちょっと『不利になるかも』と思って曖昧な告知は厳禁です
出来るだけ正確に・詳細に行うことがとても大切です

お薬を飲んでいても、お薬の名前、服用方法等の告知を行う方が良い結果となるケースも多いです。

既往歴のある方の攻め方

まずは、一回は通常の医療保険を申し込んでみる事をお勧めします。

その上で、告知の内容によっては、ご加入ができなかったり、不利な条件を付けられてしまうこともあります。

その時は・・・
緩和型の医療保険を検討をします。
緩和型の医療保険は通常の医療保険に比べて告知の項目が少なく、告知の対象となる期間も短く、通常の医療保険よりもご加入いただける可能性はグッと高くなります。

デメリットとしては通常の医療保険よりも保険料が割高になります。

しかしながら、まず大切なことは安心です
少々割高でも“緩和型の医療保険”で最低限の安心をまずは確保します。

そして後日、お体の状況が良くなれば保険料が割安な通常の医療保険に加入しなおす。

こういう二段構えも現実的です。

例として・・・
子宮筋腫の経過観察中は部位不担保となりますので緩和型の医療保険に加入する。
そしてお体が良くなったら通常の医療保険に加入しなおすことも有効です。

まずは今は『保障を持つ』『安心を持つ』ことが大切です。


ネット完結のメリット

ネット申込なら、夜やすきま時間に進められ、入力ミスも画面でチェックできます。途中保存ができれば、薬手帳や結果票を見ながら正確に告知できます。段取りは、仮申込→疑問点の整理→確定の順。入力が不安な方は、画面共有や電話で並走する方法もあります。スピードは安心につながります。


実際に加入したお客様の声

48歳・パート勤務です。
以前の契約は入院1万円・通院なし。

手術を含んだ入院1週間したとき
日帰り手術後の通院や交通費が重なり、自己負担は約12万円でした。

最新の医療保険に見直しをした際
通院給付と一時金を追加、入院は5,000円に調整。診断一時金10万円+通院給付で“家計はそのまま、治療は続ける”に切替えできました。
数字で納得、が私には合っていました。」

まとめ—今日からできる3ステップとチェック

迷いを最小にして前へ進むための行動手順を短く整理。
よくある落とし穴、背中を押す数字、そして“よりどころ”としてのメッセージで締めます。
動につながるヒントをお伝えします。


3ステップで前に進む

(1) 現在の契約を点検:入院偏重/通院なし/一時金なし/更新型で上昇、をチェック。
(2) 予算に合わせて配分:通院>一時金>先進医療>入院の順に厚み付け。
(3) ネットで仮申込→保存→確定:告知は“正確さ”を優先。

完璧を待つより、まずは守れる範囲を早く確保するほうが合理的です。


よくある落とし穴を避ける

注意点は3つです。
「入院だけ手厚い」「更新型で総額が膨らむ」「特約が多すぎて使いづらい」。

紙1枚に“給付内容”と“月額保険料”を見える化すると、要・不要の整理が一気に進みます。

使わない特約は勇気を持って削り、頻度が高い短期入院と通院と初期負担の一時金へ。
現状に即した設計に寄せるほど、満足度は上がります。



数字で背中を押す

自己負担は“少額×回数+収入減”の合算で10万〜20万円以上になることもあります。

一方で、一時金10万〜30万円+通院給付があれば、治療の金銭的な不安が少なくなりますよね。

貯金の取り崩しを減らし、生活のリズムを保てます。
迷っている時間もコスト。

今日の5分が、1年後の安心をつくります。


心強い“よりどころ”として

このブログは、同じ悩みを持つ全国の方の“よりどころ”でありたいと思っています。

情報が多いと迷いますが、悩み→費用→設計→申込の型で進めれば大丈夫。

既往歴があっても選択肢はあります。

まずは守れる範囲を確保し、必要に応じて見直す——それで十分です。
生活を変えないための現実的な一歩、ここから一緒に整えましょう。


執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。