物価高!40代独身女性の節約術~電気代もサブスクも見直し済み。次はどうする医療保険

はじめに

電気代も、通信費も、サブスクも見直した。
家計は軽くなったはずなのに、病気や入院の話を聞くと、なぜか胸がザワつく・・・

その感覚、かなり正常です・・・

節約は自分でコントロールできますが、通院や入院の出費は「突然・選べない・いつ終わるか読めない」
しかも医療費は公的制度で守られる部分がある一方、自己負担も残ります(70歳未満は原則3割)

この記事では、保険の難しい話より前に「何が起きたら困る?」を言語化して、医療保険を“最小サイズ”で考える順番をまとめます。
読み終わる頃には、「やること」が1つに絞れて、気持ちが少し軽くなるはずです。

相談内容

相談に来たのは45歳女性。
「毎月の固定費は削れたのに、入院の話を聞くと貯金が減るイメージが出てきて不安」とのこと。
保険は盛り盛りにして毎月の負担を増やしくない。

でも・・・

急な入院などで“家計が急に崩れる瞬間”は避けたい。

話をお聞きし深堀していくと・・・

実際は・・・

医療費そのものより、休業や家事が回らないことで出費が増える「生活のガタつき」を心配していました


固定費は下げられる。でも“急な出費”は別物

節約は、がんばった分だけ成果が見えて気持ちが上がります。

携帯電話の通信プランを変える、サブスクを整理する、電力会社を見直す。
当然結果は出てきます。

でも病気やケガの出費は、そのルールで動きません。
突然やってきて、支払いのタイミングも選べず、終わりも読みづらい。


さらに公的医療保険があっても、70歳未満は原則3割負担で「ゼロ円」にはできません。

だから不安の正体は「金額」だけじゃなく、急に出費が増えて、「家計の予定が急に崩れること」
そして、頑張った節約の結果である貯蓄が減ってしまうこと。

まず“固定費の見直し”と“急ブレ対策”を別物として扱うだけで、備えの優先順位がスッと決まります。


「医療費」より痛いのは“生活コスト”の連鎖

家計がしんどくなるのは、病院代だけが原因じゃないことが多いです。

仕事を休む、家事が回らない、外食や宅配が増える、移動がタクシーに・・・
こういう“生活コストの連鎖”が地味に効きます。

高額療養費制度のように自己負担を抑える仕組みはありますが、入院時の食費負担や差額ベッド代等は含まれない、と資料でも明記されています。

つまり「制度がある=全部安心」ではありません。
守りたいのは医療費だけでなく、生活を立て直す余力。

医療保険は、この連鎖を軽くする“家計のブレーキ”として考えると、ムダが減ります。


家計の守りは「減らす」+「ブレを止める」の2本立て

家計改善は・・・
①固定費を減らす(攻め)と、
②急ブレを止める(守り)のセット
がおすすめです。

守りは貯金でもOK。ただ、貯金は使うと戻すのに時間がかかり、節約を頑張ってやっと貯めた「教育費・老後資金に手を付けた感」がメンタルに刺さります。

だから現実的には、“貯金を中心にすえて、万が一の事態で発生する急ブレ専用の別枠も置く”がちょうどいいのではないでしょうか。

医療保険は、その別枠になれます。
ポイントは、完璧を狙わないこと。

最初は「崩れない最低ライン」だけ置く。
節約上手な人ほど、この作り方がストレスなく続きます。

同世代に多い“通院が続く状態”を前提にする

40〜50代は、忙しさは増えるのに体調は波が出やすい時期。
入院より先に、検査・通院・投薬が長期間続くケースもでてきます。

患者調査では、総患者数が多い分類として循環器系、消化器系、内分泌・栄養・代謝疾患などが上位を占めています。
ここを前提にすると、備えが“現実サイズ”になります。

増えやすいのは「通院・検査・薬」で生活が削られること

同世代の不安は「ドカンと入院」だけじゃありません。

むしろ多いのは、検査→通院→薬の流れが続き、時間と体力がじわじわ削られること。

患者調査でも、循環器系・消化器系・内分泌/代謝といった分類が総患者数の上位に並びます。
通院が続くと、仕事の調整で収入が減ったり、家事が回らず支出が増えたりします。

だから備えは「入院の一発勝負」より、“通いながら生活する期間”のガタつきを止める発想が合います。
保険を考える前に、まずカレンダーを見て「月に何回なら通院を入れられる?」と想像するだけでも、必要な守り方が見えてきます。


更年期の不調は個人差が大きい

40〜50代女性は、更年期症状が重なって体調の波が出やすい時期でもあります。

症状は「疲れやすい」「汗をかきやすい」「寝つきが悪い」など幅広く、程度も個人差が大きい、と厚労省の情報でも説明されています。

ここで大事なのは、怖がることではなく“余白の作り方”。不調があるなら受診が最優先。
その上で、元気なうちに最低ラインを置いておくと、体調が揺れた日に「比較して決める」負担が減ります。未来の自分に、ちょっと優しくできます。

制度は心強い。でも“残る費用”を見える化すると迷わない

公的制度は心強いです。
高額療養費制度は、窓口で支払った額がひと月の上限を超えた場合に、超えた分が支給される仕組みです。
一方で同じ資料に、入院時の食費負担や差額ベッド代等は含まれない、と明記されています。

だから、家計の不安は「残る費用」で起きます。おすすめは3分割

医療費の自己負担(制度で軽くなる)

食事・差額ベッド・交通費(残りやすい)

休業や家事代行など生活コスト(連鎖しやすい)
この3つを紙に書くだけで、保険でカバーすべき範囲が自然に絞れます。

医療保険を“最小サイズ”で設計し、Webで迷わず進める

医療保険は「盛るほど安心」ではなく、「困る場面を減らすほどラク」

だから順番は、困るシーン→最低ライン→必要なら後で足す。
Web手続きなら、忙しい人でも自分のペースで確認でき、勢いで盛りすぎにくいのがメリットです。
ここでは“迷いを減らす3ステップ”に絞ります

最初に決めるのは「困るシーン」だけでいい

保険は特約から見始めると、だいたい迷子になります。
逆に、最初に決めるのは“困るシーン”だけでOK。

入院や通院で、何日休むと家計がきつい?

家事が止まったら、何の出費が増えそう?

触りたくない貯金はどれ?(教育費/老後資金など)
この3点が言語化できれば、必要な備えの輪郭が出ます。
40〜50代は働き方も家族構成もバラバラなので、“平均の正解”より“あなたの困り方”。
ここが定まると、ムダに高い保険を避けやすくなります。

安心のコツは「小さく入って、必要なら後で足す」

節約派の人ほど相性がいいのが、「最初は小さく、あとで足す」です。
医療保険も、いきなり完璧を狙わなくて大丈夫。
まずは“家計が崩れない最低ライン”だけ押さえる。
生活が変わったら(転職、子どもの独立、親の介護、収入の増減)必要な分だけ見直す。

保険は一発勝負じゃなく、人生に合わせて整える道具です。

「使わない安心」を買う感覚でOK。
非常食みたいに、出番がないほど成功です(ただし定期点検=見直しは大事)。


Webが向くのは“焦らず決めたい人”だから

体調が悪いときほど、判断力は落ちます。

病院の予約、仕事の調整、家の・・・
それだけで頭がいっぱい。そこに保険の比較が乗ると、もう脳内満席。

Webの良さは、誰かに急かされず、自分のペースで確認できること。

忙しい40〜50代女性にとって、これが本当に大きいです。
しかも「いったん候補を見て、合わなければ閉じる」ができる。
勢いで盛りすぎる事故も起きにくい。

保険は、買うことより“家計が崩れない状態”を作ることが目的。
だから選ぶストレスと継続する負担は小さいほどいい。
まずは最低ラインの確認から、気軽に始めて大丈夫です。

まとめ

電気代もサブスクも見直したのに不安が残るのは、病気の出費が「突然」で、家計が急に崩れるから。
公的制度は心強い一方、70歳未満は原則3割負担で、さらに食費や差額ベッド代など制度の対象外もあります。

だから医療保険は、保障を盛るより「困るシーンから逆算」して最低ラインを小さく置くのがコツ。
節約で作った余裕を、急ブレから守る。

未来の自分が助かるのは、こういう静かな準備です。
今日やるなら、紙に3つだけ(休む日数/増えそうな生活費/触りたくない貯金)を書き出す。
そこからWebで最低ラインを確認すれば、ムダなく前に進めます。


参考・出典(最後にまとめて記載)

厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」 厚生労働省

厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」 厚生労働省

厚生労働省「令和5年(2023)患者調査 傷病分類別の総患者数(soukanjya.pdf)」 厚生労働省

厚生労働省 女性の健康推進(更年期)「更年期|女性特有の健康課題」 bosei-navi.mhlw.go.jp

執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。