50代女性の医療保険見直し|高血圧でも申込める?

はじめに

「高血圧で薬を飲んでいると、医療保険の見直しは難しいのでしょうか

今回ご相談いただいたのは、降圧剤を服用している50代女性です。

現在加入している医療保険の保障内容が分かりにくく、保険料も上がってきたため、見直しを考えていました。
ただ、持病があることで新しい医療保険に申し込めるのか、不安を感じていたそうです。

この記事では、実際の相談内容をもとに、高血圧で治療中の方が医療保険を検討するときのポイントや、告知で注意したいことを分かりやすくお伝えします。

高血圧で降圧剤を飲んでいても医療保険を検討できる?

高血圧で治療中だからといって、医療保険への申込みを最初から諦める必要はありません。

保険会社は病名だけでなく、現在の血圧や治療状況、合併症の有無などを確認して、引受けできるかを個別に判断します。


高血圧だけで加入できないとは限らない

相談者様から最初に聞かれたのは、「降圧剤を飲んでいると、普通の医療保険には入れませんか」というご質問でした。

高血圧と診断され、薬を服用している場合でも、それだけで申込みができないと決まるわけではありません。

薬を決められたとおりに服用し、血圧が一定の範囲で安定している場合や、心臓・腎臓などに合併症が見られない場合には、通常の医療保険を検討できる可能性があります。
ただし、保険会社や商品によって診査基準は異なり、最終的な結果は申込み後の診査によって決まります。


告知では通院・服薬・血圧の状態を正確に伝える

医療保険に申し込む際は、高血圧と診断された時期、通院の頻度、服用している薬、最近の血圧値などを告知することがあります。
入院や手術の経験、心臓病や腎臓病などの合併症について確認される場合もあります。

「数値が高いと断られそうだから」と、通院や服薬の事実を省いてはいけません。
分かる範囲で正確に報告し、不明な項目は健康診断結果やお薬手帳などで確認することが大切です。

今回の相談者様にも、まず現在の治療状況を整理してから、申込みを検討するようお伝えしました。


今回の相談者様にご案内した医療保険の選び方

今回の相談者様には、高血圧で治療中という理由だけで、最初から選択肢を狭めないことをお伝えしました。
現在の治療状況を正確に確認したうえで、通常の医療保険と持病がある方向けの医療保険を比較することが大切です。

通常の医療保険と引受基準緩和型を比較

「高血圧なので、持病がある人向けの保険しか選べませんか?」と相談者様は心配されていました。

しかし、降圧剤を服用していても、血圧の数値や通院状況、合併症の有無によっては、通常の医療保険に申し込める可能性があります。

そこで今回は、まず通常の医療保険を検討し、診査が難しい場合には引受基準緩和型医療保険も比較する流れをご案内しました。

引受基準緩和型は告知項目が少ない商品がある一方、一般的に通常の医療保険より保険料が高くなります。
申込みやすさだけで決めず、保障内容と保険料の両方を比べることが大切です。


50代女性の見直しでは短期入院や手術保障も確認

相談者様が加入していた医療保険は契約から年数が経っており、入院日額を中心とした保障でした。
しかし、入院が短期間で終わった場合には、日額保障だけでは受け取れる金額が少なくなることもあります。

そのため、入院日数にかかわらず受け取れる入院一時金や、手術の種類に応じて給付金を受け取れる保障、先進医療特約などを確認しました。

また、今後も保険料が上がるタイプなのか、保険料が変わらない終身型なのかも重要な比較ポイントです。
現在の保険をすぐに解約せず、新しい医療保険の診査結果や保障開始を確認してから見直すようお伝えしました。

高血圧で降圧剤を服用していても、現在の血圧や治療状況によって検討できる医療保険は異なります。
スマートフォンで保障内容や申込条件を確認し、今の保険と比較してみましょう。

まとめ|高血圧でも治療状況に合った医療保険を探しましょう

高血圧で降圧剤を服用していても、血圧の状態や通院状況、合併症の有無によっては、通常の医療保険を検討できる可能性があります。
大切なのは、最初から「入れない」と決めつけず、現在の治療状況を正確に整理することです。

見直しでは、通常の医療保険と引受基準緩和型を比較し、保険料だけでなく、入院一時金や手術保障、先進医療特約も確認しましょう。
また、現在の保険を先に解約せず、新しい保険の成立と保障開始を確認してから切り替えることも重要です。

今の健康状態で検討できる医療保険を、スマートフォンから確認できます。
現在の保障内容と比べながら、無理なく続けられるプランを探してみてください。

※保険商品の申込みには告知および保険会社所定の審査があります。健康状態や治療状況によって、申込みの可否や契約条件は異なります。

参考資料・出典

・厚生労働省「高血圧症に関する情報」
・厚生労働省「病院報告」
・公益財団法人 生命保険文化センター「引受基準緩和型医療保険」
・公益財団法人 生命保険文化センター「医療保険・入院給付金に関する情報」

執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。