入れる保険.com『火災保険:自宅の木造の壁が強風で倒れた、火災保険で請求できるの・どうやって請求するの?』

ご相談者様

昨夜の強風で、自宅の庭の木造の壁が倒れてしまいました。
火災保険に入ったばっかりだけど火災保険使えますか?

社長さん

大丈夫ですよ、火災保険の請求は可能ですよ。
昨夜の強風ですね。お庭の壁以外では破損個所はありましたか

強風で自宅の木造の壁が倒れてしまった方から火災保険の請求手続のご相談をいただきました

先日、火災保険にご加入された
三重県にお住いのお客様から
『昨夜の強風で家の壁が倒れた~』との
ご相談をいただきました.

早速、写メを頂戴すると・・・

見事に倒れています。

確かに、昨夜の風はすごく強いものでした
もう一つ
築年数が経っているし木造なので
少し弱くなってたんでしょうね。

ご相談者様の心配は以下の2点
火災保険、加入したばっかりだけど
①使えるかな?
②どうやって請求するの?
でした。

お答えは・・・
①使えますよ
ご加入して日が浅くても
風水害で被害であれば可能性大です

ちなみに風水害とは・・・
大風・台風・大雪・雹や水災等ですね

詳細はパンフレットや下記のWeb案内等でご確認ください

②ご請求のやり方について
手順1:保険会社(代理店)に連絡をし請求書を送ってもらう
手順2:工務店さんに連絡をしてお見積りをもらう
    その際、事故物件の写真を撮っておくこと
    ・物件全体の写真・写メ(様々の角度で)
    ・破損個所の写真・写メ(様々な角度で)

上記はそろったら、請求書類に記入して
お見積りと写真を添えて保険会社へ送付
して下さい。
今は、Webで送付できる場合もあります

昔よりもものすごく簡単に手続きが完了します。

火災保険の使用と請求のワンポイント

1. 火災保険の風水害で請求できる案件とは・・・
火災保険の風水害で請求出来る案件は、破損の原因が『突発的』『外来的』であることが条件になります。
①『突発的』とは突然起こった、いきなり発生したということを指します。
②『外来的』とは外からの影響、例えば、大風や雪、飛来物や大雨となります。
①②を満たした破損が火災保険・風水害で請求可能な案件と言えます

2. 火災保険・風水害請求対象外の案件
建物の劣化(古くなったこと)を原因とする事案は請求非対象となります。例えば、古くなった建物は歪みやズレや剥がれが発生しているケースも多くなります。その状態で大雨が降ると雨漏りが発生し、ひどい場合は室内まで浸水してしまいます。請求できる!と思われがちですが、原因が建物の劣化でできた隙間からの雨漏れであれば請求非該当となるケースとなります。

3. 請求は自分でできますか
火災保険おのご請求は前述のとおり、割と簡単に請求ができます。一回、火災保険にご加入いただき、ぜひ一度、建物が破損した際は火災保険をご請求ください。こんなに簡単に出来るの~と思われることでしょう。

4. ご注意ください・・・
最近は『請求代行会社』というも方々もおられます。保険屋さんでもなく、建築屋さんでもなく、営業の方が訪問してきて、『〇〇が破損してますよ。火災保険にご加入してたらお金もらえますよ』という案内をしてきます。その話に乗ってしまうと火災保険の請求はお手伝いいただけますが、高額の手数料の支払いが必用になります。結果、破損個所の修繕をすることが出来ないケースもあるので、関係ない方の訪問営業にはご注意ください。

5. まとめ
上記の1~4はをまとめると、頻発している台風や大雪、地震等の自然災害で被害を受けたときに、大切なご自宅を修理する助けになります。お見積・ご加入の下記のサイトから簡単にできますし、ご請求も思ったより簡単にできます。
ご加入している方は、ご加入の内容を確認いただき、未加入の方は、早急なご検討をお勧めします

5秒で出来る火災保険のお見積りはこちら

ご注意:実際のご加入はご希望の保険会社等へお問い合わせください

参考【内閣府 防災情報のページ】

特集 風水害から身を守る : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)

今回のご相談者様へ特に案内した火災保険ご請求のポイント

今回のご相談者様へのご請求ワンポイント

今回のご相談様から非常に感謝されたワンポイント
ご請求にあたりご相談者様へこう問いかけました

『倒れた壁の隣はどうですか?』

どういった意味かといいますと
今回のご請求は壁の倒壊です。

原因は強風と思われますが
倒れた際に、隣の壁も引っ張っているケースも
想定出来ました。

そこで・・・
ご相談者様へ
『倒壊した部分のお隣の壁もゆすってください
ひょっとしたら、倒れかけてるかもしれませんよ』
とお願いしてみました。

数分後・・・

揺れてる・グラグラしてます
という連絡がありました。
横の壁の破損も発見できました。

火災保険・風水害のご請求については
しっかりと破損個所確認して、隣や周囲も
確認することがとても大切です。

破損に気づかずに結果として放置してしまうと
後日、破損が明らかになった際に『劣化』と
言われてしまうケースもあるかもしれません。

まとめ~未加入の方は大至急ご検討を!!!!

ご存じのとおり昨今は自然災害が頻発しています。
また、建築資材の高騰や、人件費の高騰で
建物の修理代も大幅に高騰しています。

ちょっとしたご自宅の破損の修理でも数十万という
多額の費用が必要になるケースもあります。

繰り返しになってしまいますが
今日は何もなかった
今日も無事に住めた
という日々が続きますと

「そのうちで大丈夫」と思いたくなります

しかしながら
風水害はいきなり来ます
東北・熊本・能登いずれの場所でも
事前にわかっていた人はいないでしょう

もしもが今起こったら・・・
その時に『入っとけばよかった』
になっては元も子もありません。


加入した後ならば、自然災害等での被害が発生しても
経済的には安心です。
ご自身・ご家族のために一日も早い加入のご検討をおすすめします。

今は便利でWebに詳しい方はWebでの検討もおすすめです
代理店さんで加入されるのと同等の内容で加入することが出来ます

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検討してみたい!と思われる方は下の
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執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。