片頭痛で吐き気があるとき、受診歴や検査結果をどう整理する?

結論|吐き気があるときは「頭痛と同じ時間軸」で記録する

片頭痛で吐き気を伴うときは、吐き気だけを切り離さず、頭痛が起きた日時、吐き気や嘔吐の有無、使用した薬、受診日、検査結果を同じ時系列で整理しておくと、診察時に状況を伝えやすくなります。

片頭痛では吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

ただし、症状だけを見て自分で片頭痛と決めるのではなく、受診時に実際の経過を伝えられるよう記録しておきましょう。

はじめに|「頭痛より吐き気の方がつらい」と感じることもある

「頭が痛くなると気持ち悪くなります」

「頭痛は我慢できますが、吐き気がつらいです」

入れるほけんの森川です。

片頭痛では、頭痛だけではなく吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

日本頭痛学会も、片頭痛では頭痛発作中に吐き気や嘔吐を伴うことが多いと案内しています。

大切なのは、

いつ頭痛が始まったか。

吐き気はいつ出たか。

実際に吐いたか。

薬を使用したか。

病院へ行ったか。

検査を受けたか。

を一つの流れとして確認することです。

この記事では、片頭痛の吐き気を自分で診断する方法ではなく、受診するときに何を整理しておくとよいかを確認します。

頭痛と吐き気は5つに分けて記録する

1.頭痛が始まった日時

まず頭痛が始まった日を記録します。

可能であれば、朝・昼・夜など時間帯も残します。

「10月5日の夕方」

「仕事中の午後」

という程度でも構いません。

毎回正確な時刻まで記録する必要はありません。

2.吐き気が始まったタイミング

次に、吐き気がいつ始まったかを記録します。

頭痛より前だったのか。

頭痛と同時だったのか。

頭痛が強くなってからだったのか。

という順番が分かれば残します。

自分で原因を決めるのではなく、実際に起きた順番を書きます。

3.嘔吐したか

吐き気だけだったのか。

実際に嘔吐したのか。

回数を覚えていれば、それも記録します。

日本頭痛学会の片頭痛解説では、吐き気・嘔吐が片頭痛に伴う症状として説明されています。

4.光・音などが気になったか

頭痛と吐き気があるときに、

光がつらい。

音が気になる。

匂いが不快。

と感じた場合は、それも記録します。

片頭痛では、光・音・匂いなどへの感覚過敏を伴う場合があります。

5.生活へどの程度影響したか

横になった。

仕事を途中でやめた。

家事ができなかった。

食事がとれなかった。

予定はこなせた。

など、実際の生活への影響を残します。

頭痛の程度を数字だけで表すより、何ができなかったかを書いた方が後から振り返りやすい場合があります。

頭痛ダイアリーなら吐き気も一緒に残せる

日本頭痛学会の頭痛ダイアリーでは、頭痛の起きた日時や程度だけでなく、吐き気、光や音への過敏、薬の使用なども記録できます。

そのため、

頭痛の日。

吐き気があった日。

薬を使用した日。

日常生活への影響。

を一つの表で確認できます。

毎日長い文章を書く必要はありません。

たとえば、

「午後・頭痛強め」

「吐き気あり」

「薬使用」

「横になった」

という程度でも構いません。

記録の目的は、きれいな日記を作ることではありません。

次回の診察で、実際に何が起きたかを伝えられるようにすることです。

薬を使った場合は「何を・いつ」を確認する

頭痛や吐き気があるときに薬を使用した場合は、その薬も記録します。

分かれば、

薬の名前。

使用した時間。

使用後の状態。

を残します。

薬名を覚えていない場合は、お薬手帳や薬袋を確認します。

記憶だけで薬名を作る必要はありません。

また、薬の使い方を自分で変更するための記録ではありません。

薬の追加・変更・中止などについては、医師や薬剤師へ確認してください。

現在、片頭痛の薬を使用しながら医療保険も考えている場合は、服薬中の加入前記事で薬名・服薬期間・頓服・予防薬などを別に整理します。

病院を受診したら「診察・検査・結果」を追加する

受診日

病院へ行った日を記録します。

診療明細や領収書があれば、日付を後から確認できます。

複数の病院を受診した場合は、医療機関名も分かるようにしておくと整理しやすくなります。

検査を受けた日

MRIやCTなどの検査を受けた場合は、その日付も残します。

この記事では検査結果から自分で病気を判断することは扱いません。

何の検査をいつ受けたかを記録することが目的です。

結果説明を受けたか

検査を受けた場合は、

その日に結果を聞いた。

後日結果を聞く予定。

再検査を勧められた。

など、現在どこまで進んでいるかを確認します。

結果用紙があれば保管しておきます。

次回受診

最後に、次回受診予定を記録します。

予約日が決まっている場合は、予約票やスマートフォンのカレンダーへ残します。

吐き気だけで「いつもの片頭痛」と決めない

片頭痛では吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

一方で、頭痛や吐き気にはさまざまな原因があります。

そのため、

「以前から片頭痛だから今回も同じ」

と自己判断することは避けます。

特に、これまで経験した頭痛と明らかに違う場合や、症状について不安がある場合は、記録を完成させることより医療機関への相談を優先してください。

受診時には、

いつから。

どのような頭痛。

吐き気・嘔吐の有無。

薬の使用。

これまでの受診や検査。

を伝えられるようにしておきます。

記録は後から医療保険を考えるときにも役立つ

この記事では、医療保険へ加入できるかどうかは判断しません。

まず受診歴や検査結果を整理することが目的です。

ただし、

受診日。

検査日。

結果説明。

薬。

次回受診。

が残っていれば、後から医療保険を考えるときにも現在地を整理しやすくなります。

現在も定期通院している。

薬を使用している。

検査結果待ちである。

経過観察中である。

治療が終了している。

という状態によって、次に確認する内容が変わります。

該当する状態が分かったら、それぞれの加入前記事へ進んで確認してください。

FAQ

片頭痛で吐き気があるのは珍しいですか?

片頭痛では吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

ただし、吐き気があるだけで片頭痛とは判断できません。

診断については医師へ確認してください。

吐き気だけ強くても頭痛ダイアリーに書きますか?

頭痛と同じ日に吐き気があった場合は、その情報も記録できます。

日本頭痛学会の頭痛ダイアリーにも吐き気を記録する項目があります。

検査結果がまだ出ていない場合はどう整理しますか?

「検査済み・結果待ち」として現在の状態をそのまま整理します。

結果を聞いていない段階で、自分で「異常なし」と決める必要はありません。

まとめ|吐き気を「頭痛・薬・受診」と一緒に並べる

片頭痛で吐き気があるときは、吐き気だけを単独で記録するのではなく、頭痛と同じ時間軸で整理します。

頭痛が始まった日時。

吐き気が始まったタイミング。

嘔吐の有無。

光・音などへの反応。

薬の使用。

日常生活への影響。

を分かる範囲で残します。

病院を受診した後は、受診日、検査日、結果説明、次回予定を追加します。

こうしておくと、医師へ症状を説明しやすくなります。

さらに後から医療保険を検討するときにも、現在が通院中なのか、服薬中なのか、検査中なのかを確認しやすくなります。

まずは次に症状が出たとき、頭痛が始まった時間・吐き気の有無・使った薬の3つから記録してみましょう。

本記事は特定の相談者を再現したものではなく、一般的な受診場面として構成しています。

診療明細、お薬手帳、検査結果など個人情報を含む資料を送信・共有する場合は、送信先と必要な情報の範囲をご確認ください。


情報基準日:2026年10月7日

本記事は医療および保険に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療方針を示すものではありません。

頭痛や吐き気の診断、治療、受診時期については医師等の医療専門職へご確認ください。

具体的な保険の告知項目、加入条件、契約条件、保障内容は、保険会社・商品・個別の状況によって異なります。

参考資料・出典

執筆者プロフィール

(株)ライフ・アート谷口
(株)ライフ・アート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。