血圧150でも医療保険に入れる?40代女性が通常型・緩和型を確認する順番

- 1. 結論|血圧150でも、数字だけで医療保険の加入可否は決まりません
- 2. はじめに|「血圧が150あります。普通の医療保険はもう難しいですか?」
- 3. 血圧150前後なら、まず3つの情報を整理する
- 3.1. 最近の血圧は「一回の150」だけで見ない
- 3.2. 通院開始時期と服薬状況を確認する
- 3.3. 健康診断と最近の検査結果を確認する
- 4. 通常型と引受基準緩和型は、確認する順番が大切
- 4.1. まず通常の医療保険を確認できるかを見る
- 4.2. 必要な場合に引受基準緩和型を確認する
- 4.3. 血圧以外の治療がある場合は分けて整理する
- 5. Webで申し込む前に3つ確認しておく
- 5.1. 告知は「入れる答え」を作る作業ではない
- 5.2. お薬手帳・健診結果・診療明細を手元に置く
- 5.3. 加入できるかだけでなく、保障内容も確認する
- 6. よくある質問
- 6.1. 血圧150なら引受基準緩和型しか選べませんか?
- 6.2. 高血圧の薬を飲んでいても通常型を確認できますか?
- 6.3. 血圧が下がっていれば薬を告知しなくてもよいですか?
- 6.4. 保険に入りたいので薬をやめてもよいですか?
- 7. まとめ|血圧150なら「数字」より「確認する順番」を整理する
- 7.1. 参考資料・出典
結論|血圧150でも、数字だけで医療保険の加入可否は決まりません
血圧が上150、下100前後だからといって、医療保険に入れる、入れないを数字だけで決めることはできません。
同じ血圧でも、治療を始めた時期や現在の通院状況は人によって違います。
薬を飲んでいるかどうかも確認したい情報です。
健康診断や最近の検査結果も整理します。
医療保険を考えるときは、最初から引受基準緩和型だけに絞る必要はありません。
まず通常の医療保険を確認できるか整理します。
そのうえで、必要な場合に引受基準緩和型を比較します。
大切なのは「150ならどの保険に入れるか」を探すことではありません。
今の健康状態を整理し、確認できる保険を順番に見ていくことです。
はじめに|「血圧が150あります。普通の医療保険はもう難しいですか?」
今回ご相談いただいたのは、高血圧で治療中の40代女性です。
血圧は上が150前後でした。
下は100前後とのことでした。
現在は医療機関へ通院し、薬による治療を続けています。
ご相談は、
「医療保険に入りたいのですが、血圧が150あります」
「普通の医療保険は難しいでしょうか」
というものでした。
血圧の数字を見ると、不安になる方は少なくありません。
「150なら緩和型しか無理かな」
そう考える方もいるでしょう。
ただ、私なら血圧の数字だけを聞いて答えを出しません。
まず確認したいことがあります。
いつから治療しているのか。
現在も薬を飲んでいるのか。
最近の血圧はどのくらいなのか。
健康診断でほかに指摘があるのか。
入院や手術を勧められていないか。
こうした情報を一つずつ整理します。
なぜなら、医療上の血圧の基準と、保険会社の診査は別のものだからです。
この記事では、告知の書き方を細かく説明することを主目的にはしません。
血圧150前後の方が、
通常型と引受基準緩和型をどの順番で確認すればよいのか。
ここに絞って整理します。
個人情報保護のため、相談内容の一部を変更しています。
血圧150前後なら、まず3つの情報を整理する
要点
医療保険を探す前に、血圧の数字だけではなく、現在の治療状況を整理しておきましょう。
特に確認したいのは、
①最近の血圧
②通院・服薬
③健康診断・検査結果
の3つです。
最近の血圧は「一回の150」だけで見ない
血圧は一日の中でも変化します。
運動や安静、食事、睡眠、体調、精神的な緊張などでも変動します。
そのため、一度測った150という数字だけで現在の状態を決めつけることはできません。
家庭で血圧を測っている方は、記録があれば確認してみましょう。
診察時の血圧も分かれば整理します。
「だいたい150くらい」という記憶だけより、実際の記録があるほうが状況を確認しやすくなります。
ただし、ここで注意したいことがあります。
医療上の血圧の基準を、そのまま保険の加入基準として使うことはできません。
「140なら入れる」
「150なら入れない」
という共通の境界線があるわけではありません。
通院開始時期と服薬状況を確認する
次に確認するのは治療の状況です。
いつごろ高血圧を指摘されたのか。
いつから医療機関へ通院しているのか。
現在も治療を続けているのか。
薬を処方されているのか。
こうした事実を整理します。
薬の名前を覚えていない場合は、お薬手帳を見れば確認しやすくなります。
薬局でもらった薬剤情報が残っている場合は、それも役立ちます。
保険を申し込むために、薬を自己判断で中止する必要はありません。
治療や服薬は主治医の指示に従ってください。
医療保険の告知範囲そのものを確認したい方は、医療保険の告知はどこまで?通院歴の書き方を具体例で解説で整理できます。
健康診断と最近の検査結果を確認する
血圧だけでなく、健康診断結果も確認しましょう。
再検査や精密検査を受けた場合は、その結果も整理します。
まだ再検査を受けていない場合もあります。
再検査を受けて結果が出ている場合もあります。
治療が始まっている場合もあります。
現在地によって整理する内容は変わります。
健康診断で再検査になった方は、健康診断で要再検査|医療保険は結果前・結果後どちらで申し込む?も確認してください。
ここまで整理すると、
「血圧が150だからどうしよう」
という漠然とした不安から、
「現在の治療状況を確認してみよう」
という状態へ変わってきます。
通常型と引受基準緩和型は、確認する順番が大切
要点
高血圧で治療中だからといって、最初から引受基準緩和型だけを見る必要はありません。
基本となる順番は、
通常型を確認する
↓
必要なら引受基準緩和型を確認する
です。
まず通常の医療保険を確認できるかを見る
健康状態に問題がある場合でも、契約結果は一律ではありません。
通常どおり契約できる場合があります。
条件が付く場合もあります。
申込みを引き受けない場合もあります。
実際の判断は個別の診査によって異なります。
そのため、
「高血圧だから通常型は無理」
と申込み前から決める必要はありません。
血圧だけではなく、通院や服薬などを整理します。
そのうえで確認できる通常型があるかを見ます。
必要な場合に引受基準緩和型を確認する
通常型を確認した結果によっては、引受基準緩和型医療保険が選択肢になります。
引受基準緩和型は、通常の医療保険より健康状態に関する告知項目が限定されています。
持病や治療歴がある方でも確認しやすい設計の商品があります。
ただし、
「緩和型なら誰でも入れる」
という意味ではありません。
商品ごとの告知質問を確認する必要があります。
また、一般に通常型より保険料が割高になります。
そのため、
「入りやすそうだから緩和型」
ではなく、
通常型を確認したうえで必要なら比較する
という順番が分かりやすいでしょう。
血圧以外の治療がある場合は分けて整理する
高血圧だけを治療している方もいます。
一方で、コレステロールや中性脂肪などの治療も受けている方がいます。
その場合は、それぞれを分けて整理しましょう。
高血圧については、
・診断時期
・通院状況
・服薬
を確認します。
脂質異常症についても同じように確認します。
高血圧と脂質異常症を一緒に治療している方は、脂質異常症で服薬中でも保険に入れる?緩和型医療保険・がん保険の選び方も参考にしてください。
ここまで確認できれば、次は実際の医療保険を見る段階です。
血圧の数字だけで決めず、通院・服薬・検査結果を整理できたら、現在の健康状態で確認できる医療保険をオンラインで見てみましょう。
Webで申し込む前に3つ確認しておく
要点
血圧150前後の方が申込みへ進むときは、加入できそうな保険を探すことだけに集中しないようにしましょう。
申込画面を開く前に、
①告知する事実
②手元の資料
③必要な保障
を確認しておくと進めやすくなります。
告知は「入れる答え」を作る作業ではない
告知は、加入しやすく見える回答を考える作業ではありません。
申込画面で質問されている内容を確認します。
その質問に該当する事実を回答します。
高血圧で通院している場合も同じです。
「薬を飲んでいるから不利になりそう」
と考えて省略するものではありません。
一方で、質問されていないことを推測して大量に書く必要もありません。
質問文と対象期間を確認しながら進めます。
分からない項目は、資料を確認してから入力しましょう。
お薬手帳・健診結果・診療明細を手元に置く
Webで申込みを始めてから、
「薬の名前が分からない」
「いつから通院していたかな」
となることがあります。
そのたびに入力を止めるのは面倒です。
先に資料を準備しておくと確認しやすくなります。
例えば、
・お薬手帳
・健康診断結果
・診療明細
・検査結果
・血圧の記録
などです。
すべての書類が必須という意味ではありません。
申込画面の質問に答えるために必要な情報を確認する資料として使います。
加入できるかだけでなく、保障内容も確認する
健康状態に不安があると、
「とにかく入れる保険を探したい」
という気持ちが強くなりやすいものです。
ただし、加入できることだけで選ぶと、肝心な保障内容の確認が後回しになります。
入院したときの保障。
手術を受けたときの保障。
保障期間。
保険料。
こうした内容も一緒に確認します。
現在すでに医療保険へ加入している方は、現在の契約を先に確認しましょう。
新しい契約の結果が出る前に、現在の保障をなくす必要はありません。
「入れるか」と「必要な保障か」は、分けて考えることが大切です。
よくある質問
血圧150なら引受基準緩和型しか選べませんか?
一律には決まりません。
血圧150という数字だけで、通常型の医療保険を候補から外すことはできません。
現在の治療状況や告知内容を整理したうえで確認します。
必要な場合に引受基準緩和型を比較します。
高血圧の薬を飲んでいても通常型を確認できますか?
服薬しているという一点だけで、申込み前から通常型を諦める必要はありません。
契約結果は、申込内容をもとに個別に診査されます。
通院、服薬、検査結果などを整理して確認してください。
血圧が下がっていれば薬を告知しなくてもよいですか?
現在の数値だけで判断しないでください。
申込画面で一定期間内の診察、治療、投薬について質問されている場合は、その質問に沿って回答します。
保険に入りたいので薬をやめてもよいですか?
保険の申込みを理由に、自己判断で薬を中止しないでください。
高血圧の治療や服薬は主治医の指示に従ってください。
まとめ|血圧150なら「数字」より「確認する順番」を整理する
血圧が上150、下100前後でも、数字だけで医療保険の加入可否は決まりません。
まず、最近の血圧を確認します。
次に、通院開始時期と服薬状況を整理します。
健康診断や検査結果も確認します。
血圧以外に治療している病気があれば、それも分けて整理します。
そのうえで、通常の医療保険を確認できるか見ます。
必要な場合に、引受基準緩和型医療保険も比較します。
ここで大切なのは、
「血圧150でも入れる保険はどれ?」
だけで終わらないことです。
同じ血圧でも、治療状況は一人ひとり異なります。
申込先によって質問内容も異なります。
焦って決める必要はありません。
まず自分の状況を整理しましょう。
そこまでできれば、
「高血圧だから医療保険は無理かもしれない」
という状態から、
「何を確認すればよいか分かった」
という状態へ進めます。
血圧・通院・服薬・検査結果を整理できたら、現在の健康状態と必要な保障に合う医療保険をオンラインで確認してみましょう。
本記事は2026年9月14日時点で確認できる公開情報をもとに作成・更新しています。
本記事は保険に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の保険会社や商品を推奨するものではありません。
具体的な商品内容、加入条件、保障・補償範囲は、契約概要、注意喚起情報、約款等をご確認ください。
参考資料・出典
執筆者プロフィール

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三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。
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