白内障と診断された40代男性の医療保険加入体験談
白内障と診断された40代男性からのご相談
本日は40代の男性からのご相談
4か月前に白内障と診断され
現在、定期的な検診と目薬で治療中
医師の診断では原因疾患無しとのこと
その他の疾患はない。
現在の保険は20年前に加入したもので
ずいぶん古くなったったために、最新
の医療保険への加入を希望。
ご相談者様はその他疾患がなかったため
通常の医療保険へのご加入となりました。
お手軽な保険料で充実した内容の医療保険に
ご加入出来たとのことです。
読者の方の現状が上記の方と同様でしたら
早速、医療保険のお見積りも可能です
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白内障とは
まずは、白内障についてまとめてみます。
お詳しい方は、次項におすすみください。
白内障は、眼球の中にある水晶体が濁ることで起こる
眼の病気です。
通常、水晶体は透明で、光を網膜に集めて鮮明な像を
作る役割を果たしています。
しかし、白内障になると水晶体が濁り、光がうまく
通らなくなるため、視力の低下や見え方の変化が
生じます。
白内障の主な症状
- 視力の低下:徐々に進行し、メガネやコンタクト
で矯正しても改善しにくくなります。 - かすみ目:全体的にぼやけて見えたり、
霧がかかったように感じたりします。 - まぶしさの増加:特に夜間の運転時に対向車の
ライトがまぶしく感じます。 - 色の変化:黄色や茶色がかって見えるようになります。
- 近視化:老眼が改善したように感じることがあります
(核白内障の場合)。
40代での白内障
白内障は一般的に高齢者に多い病気とされていますが、
40代での発症も珍しくありません。
実際、日本眼科学会の調査によると、
40代で約17%、50代で約45%の人が初期の白内障を
発症しているとされています。
40代での白内障発症リスク要因
- 紫外線への過度の曝露
- 喫煙
- 糖尿病などの全身疾患
- ステロイド薬の長期使用
- 眼の外傷や炎症の既往
- 遺伝的要因
白内障の進行と生活への影響
白内障は通常、ゆっくりと進行します。
初期段階では日常生活にほとんど支障がないかもしれませんが、
進行すると以下のような影響が出てきます:
- 仕事への支障:デスクワークや細かい作業が困難になる可能性があります。
- 運転の困難:特に夜間の運転が危険になる可能性があります。
- 読書や趣味の制限:細かい文字を読むことや、精密な作業を要する趣味が難しくなります。
- 転倒リスクの増加:視力低下により、つまずきや転倒の危険性が高まります。
- 社会生活への影響:顔の認識が難しくなったり、コミュニケーションに支障をきたしたりする可能性があります。
白内障の治療法
現在の医学では、白内障を薬で治すことはできません。
唯一の根本的な治療法は手術です。
- 経過観察:初期段階では、定期的な検査で進行を観察します。
- メガネやコンタクトレンズでの対応:初期から中期の段階では、
視力矯正で対応できることもあります。 - 白内障手術:進行した場合、濁った水晶体を取り除き、
人工レンズを挿入する手術を行います。
白内障手術について
現代の白内障手術は非常に安全で効果的です。
多くの場合、日帰り手術で行われ、局所麻酔を用いるため
身体への負担も比較的少なくなっています。
手術の流れ
- 眼球表面に小さな切開を入れる
- 超音波で濁った水晶体を砕いて吸引除去
- 折りたたんだ人工レンズを挿入し、展開させる
- 切開部は自然に治癒するため、通常縫合は不要
手術後の回復: 多くの患者さんは手術直後から視力の改善を実感しますが、
完全な回復には数週間かかることがあります。
白内障手術の費用
白内障手術は保険適用となるため、患者の自己負担は
比較的低く抑えられています。
ただし、特殊な人工レンズを選択する場合は追加費用が発生します。
一般的な費用の目安:
- 保険適用の標準的な手術:数万円〜10万円程度(3割負担の場合)
- 特殊レンズ使用時:追加で10万円〜50万円程度
医療保険加入の重要性
40代で白内障と診断された場合、将来の手術に備えて
医療保険への加入を検討することは賢明です。
以下の理由から、医療保険は有用となる可能性があります:
- 入院費用のカバー:まれに入院が必要になる場合の費用を軽減できます。
- 手術費用の補助:特殊レンズを選択する場合の追加費用に充てることができます。
- 術後のケアや通院費用:リハビリや定期検査の費用をサポートできます。
- 仕事の休業補償:手術や回復期間中の収入減少をカバーできる可能性があります。
- その他の眼疾患への備え:白内障以外の眼の病気にも対応できます。
医療保険選びのポイント
- 入院給付金:日帰り手術でも給付される保険を選ぶ。
- 手術給付金:白内障手術が給付対象となっているか確認する。
- 先進医療特約:最新の治療法や特殊レンズを使用する可能性を考慮。
- 通院給付金:術後の定期検査や他の眼疾患の通院にも対応。
- 特定疾病保障:糖尿病など白内障のリスク因子となる疾患もカバー。
まとめ
40代での白内障診断は、決して珍しいことではありません。
早期発見と適切な対応により、視力と生活の質を維持することが可能です。
将来の手術に備えて医療保険に加入することで、経済的な不安を軽減し、
より良い治療選択肢を確保することができます。
ただし、保険加入を検討する際は、自身の健康状態、家族の病歴、
生活スタイル、経済状況などを総合的に考慮し、適切な保障内容を
選択することが重要です。また、既に白内障と診断されている場合、
新規の保険加入で制限がかかる可能性もあるため、早めの対応が望ましいでしょう。
健康管理と定期的な眼科検診を心がけることで、
白内障の進行を遅らせたり、早期発見・早期治療につなげたりすることができます。
40代は人生の重要な時期であり、視力の維持は仕事や生活の質に大きく影響します。
白内障に対する正しい理解と適切な備えを持つことで、将来への不安を軽減し、
充実した日々を送ることができるでしょう。
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院~白内障とは
白内障とは|国立国際医療研究センター病院 (ncgm.go.jp)
医療保険のおすすめ
白内障を治療中の方の医療保険のご加入
白内障を治療中の方の医療保険のご加入について
医療保険にご加入の際には『告知』が必要です
『告知』とはご加入を検討されている方の
健康状態を保険会社に伝えることです。
告知の内容によって
①通常の医療保険
②緩和型の医療保険
の2種類を選択できます
通常の医療保険
白内障以外、特に健康状態に問題がない方は
通常の医療保険を選択できます
通常の医療保険はTVCMやネットで頻繁に
宣伝している医療保険です。
最近の医療保険は保険料もお手軽で内容も充実してます。
下の『おすすめの医療保険一覧』からご自身でお見積りが
可能です。
緩和型の医療保険
白内障のほかにも健康状態に不安がある方でも
ご加入出来る医療保険があります。
『引受基準緩和型の医療保険』です。
前述の通常の医療保険に対し、疾患をお持ちの方でも
ご加入しやすい告知内容になってます。
その分、少し保険料が割高になります
白内障のほかにも持病をお持ちの方は
こちらの『おすすめ医療保険(緩和型)』から
お見積りにお進みください
まとめ・あとがき
読者の皆様、今日は貴重なお時間をいただき、
ありがとうございました。
ご相談者様には、40代における健康リスク、
特に白内障の可能性について詳しくお話しさせていただきました。
その中で、17%もの40代の方が初期白内障を
発症しているという驚くべき事実があり、
その他の健康リスクについても議論しました。
ご相談者様も質問やご自身の将来の健康等への
問題意識の再確認を通じて、医療保険の重要性が
より明確になったのではないでしょうか。
特に印象的だったのは、ご相談者様が
「まだ若いから大丈夫」という認識を持っていたことです。
しかし、予期せぬ医療費の可能性や、質の高い医療を
受ける選択肢を確保することの重要性は理解していただけたと思います。
こう書くと、読者の皆様も『まだ若い』と思われるかもしれませんが
実際、ネットやTVでお体を壊した著名人の方のニュースをよく見ます。
その方々の年齢をもう一度見ていただくと他人事ではないと感じて
いただけると思います。
また、『保険料はもったいない』と考える方も多いと思いますが
医療保険は単なる出費ではなく、ご自身とご家族の生活を守る大切な投資です。
皆さんの状況に合わせて、適切な保障を選ぶことが重要です。
この機会に、ぜひ自分の健康と将来について考え、
医療保険の加入を前向きに検討してみてください。
執筆者プロフィール
-
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。
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