高血圧でも加入できる!40代女性の医療保険

40代女性

高血圧で治療中なんですが医療保険に加入したいと思っています。
高血圧の治療中でも医療保険に加入できますか?

社長さん

ご安心ください。ご加入できます。
症状の程度や治療の状況、保険会社によっての取扱いの違いや、保険商品によっての違いはありますが、高血圧で治療中の方でもご加入できる医療保険も増えてきてます。

『高血圧』の治療中の40代の女性から『医療保険に加入したい』とのご相談をいただきました。

今回のご相談者様は
『高血圧の治療中』の40代の女性から
医療保険に加入したいとのご相談をいただきました。

以前は高血圧の治療中の方が生命保険・医療保険に
加入するのは厳しかったようです。

では今は・・・
高血圧の治療中の方の医療保険へのご加入は
昔ほど厳しくないです

大きな理由として保険にご加入の際の診査・告知による
血圧の引き受け条件を『ご加入の年齢にかかわらず一律』と
していたからです。

もちろん、高血圧でない方に比べるとご加入のハードルは
高くなるかもしれませんが、通常の医療保険に加入出来る
可能性もあります
し、症状や治療状況で通常の医療保険への
ご加入が厳しい場合でも『引受基準緩和型』という健康状態
に不安がある方でも加入しやすい医療保険でご加入出来る
ケースもあります

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さて、本日、ご相談いただいた女性の情報は・・・
・年齢:40代女性
・職業:事務員

次にご相談者様のお体の状況ですが
・40代になった時から血圧が高いといわれ現在治療中。
・投薬のみで入院はなし。
・現在の血圧は
 【上:約160・下:約100】


では、具体的な話の前に『高血圧』についておさらいしていきましょう
もう知ってるよ・・・という方は復習をかねてご一読ください

『高血圧』とは

1. 高血圧の本質
高血圧は血液が通常よりも強い圧力で血管を流れ、結果としてその圧力に耐えようと血管が固く厚くなってしまい『動脈硬化』の状態になってしまい。その結果、心筋梗塞・脳梗塞等の病気を引き起こしますまたその状態が継続続することで重大な健康リスクが生じる可能性があります。日常的なストレスや遺伝的な要因が影響することも考えられます。

2. 不確かな症状
高血圧ははっきりとした自覚症状がない場合が多く、当事者が気づかないまま進行してしまうケースも多くあります。このため、高血圧の方は定期的な血圧測定が必須です。未治療の高血圧は、後に深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

3. リスクの増加
長期間にわたり高血圧が続くと、心臓病、脳卒中、腎臓障害などのリスクが著しく増加します。高血圧は徐々に進行するため、早めの対処が必要であり、定期的な健康診断や医師の指導が重要です。

4. 生活習慣の影響
適切な食事、運動、ストレス管理は高血圧の改善に効果的です。バランスの取れた食生活や積極的な運動、リラックス法の取り入れが、高血圧の改善や進行を遅らせ、合併症のリスクを低減させることが期待できます。

5. 医療保険の役割
高血圧の診断や治療は、将来的に医療費を増加させる可能性があります。もしもの時に、ご自身で加入する医療保険では大きな安心感を持つことが出来ます。医療保険の検討・ご加入されることは、現在・将来の医療費リスクに備える有効な手段ですし、自助努力が強く言われる現在では必須であると思われます。

参考【国立研究開発法人 国立循環器研究センター】

高血圧|病気について|循環器病について知る|患者の皆様へ|国立循環器病研究センター 病院 (ncvc.go.jp)

高血圧治療中のご相談者様がご加入された医療保険

ここから具体的な話に入っていきます。

今回のご相談者さまは血圧の状況・投薬の状況で
通常の医療保険へのご加入は厳しいと判断され
『引受基準緩和型』の医療保険でご加入いただきました。

以下は、私の別の投稿のと同じ内容になるのですが
『引受基準緩和型』の医療保険って何?
とのことと思いますが、以下解説していきます

医療保険には大きく分類し2種類あります。
一つ目は・・・
通常の『医療保険』
もう一つは『引受基準緩和型の医療保険』
の2種類です。

2つを簡単に説明していきますね

まずは
通常の『医療保険』
TVやWebでよく見聞きする医療保険はこちらになります
内容はシンプルなものから充実しているものまで多岐にわたります。
最近は自由に内容設計ができる商品が多くなっています。
保険料は終身払込であれば比較的安価で加入することが出来るでしょう。

そしてもう一つが『引受基準緩和型の医療保険』
こちらは最近よく聞くようになってきました。
持病等があっても加入しやすい医療保険になります。
デメリットとしては・・・保険料は割高になります。
以前は保障内容はシンプルなものが多かったようですが
最近は通常の医療保険に遜色のない内容になっています。

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その2種類の医療保険の違いを簡単にいいますと・・・

①保険料は
 通常の医療保険引受基準緩和型の医療保険
 通常の医療保険の方が保険料は割安になります

②保障内容は
 通常の医療保険引受基準緩和型の医療保険
 現在は医療保険と引受基準緩和型医療保険の
 保障の内容にはほぼ遜色ないです。
 
となります。もちろん一般的な比較です。
細かい商品ごとでの差異はありますのであくまでも一般論としての比較とご理解ください。

つまり
通常の『医療保険』の方が保険料も安くて、同一保険料であれば内容も充実している
ということが言えるかと思います。
逆に言うならば・・
少々の保険料のアップが許容できるのであれば
持病がある方でも加入できる引受基準緩和型の医療保険についても
通常の医療保険と遜色のない保障内容にご加入出来るといえます。

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ということは
今回のご相談者様に関しても
まずは通常の『医療保険』を検討するのがセオリーになりますが・・・

今回のご相談者様は・・・
『高血圧』の治療中です

残念ながら血圧の状況、治療の状況で
通常の医療保険へのご加入は
非常に厳しいものがあります。
今回のご相談者様も他の数値は非常に優良な状況でしたが・・・
血圧の数値によって通常の医療保険へのご加入は見送りとなりました。

では、一歩話を進めていきましょう

今回のご契約は『引受基準緩和型の医療保険』となりました。

今回のご相談者様がご加入された引受基準緩和型の医療保険』
について少し説明をしていきましょう。

ざっくりとした特徴
・通常の医療保険よりも若干保険料が高くなりました。
・特約等を充実させた結果、通常の医療保険と比較しても
 遜色ない保障内容になりました

健康上、持病をお持ちの方で、これから医療保険を考える皆さまも
『引受基準緩和型の医療保険』をご検討されてはいかがでしょうか?

最後にご相談者様から

通常の医療保険に
加入できなかった方か

「私はもう緩和型にしか加入できないのでしょうか?」
との質問もいただきました。

そんなことはありません

理由は・・・
以前は保険にご加入の際の
『告知』『診査』に使用する
血圧の数値を若い方も、ご年配の方も
一律で使用していました

皆様ご存じの通り血圧の数値は
年令が高くなれば自然と上昇する傾向にあります。

それなのに保険の加入の際は年齢に関係なく
一律の血圧数値を使用していました

当然・・・

加入できない方は増えてきますよね!

ここからが大切です

では今は

年齢で診査・告知に
使用する血圧数値の条件を変えています

例えば・・・
細かい数字は各保険会社ごとに異なりますが

例えば140台後半の血圧数値では・・・

20代の方ですと
保険会社ごとで
・引き受け不可
・下の数字によって引き受け可
・条件付きで引き受け可
となります(その他条件あり)

今回のご相談者様(40代女性)ですと
保険会社ごとで
・引き受け可
・下の数字によって引き受け可
となります(その他条件あり)

そうなんです大事なことは
引き受け可という会社があることです

同じ血圧でも年齢が高くなると
加入しやすいということです。

『だったらいつでも大丈夫』と思った方
血圧150mmHgを超えてくると
加入できる医療保険はどんどん少なくなります。

もう一度お伝えしますが
皆様ご存じの通り血圧の数値は
年令が高くなれば自然と上昇する傾向にあります

今は加入できる医療保険に加入して
後日、数値が改善したら通常の医療保険を
検討してはいかがでしょうか?

加入出来なくなる前に『今』のご検討をお勧めします
本記事の最後にも見積りサイトへのリンクを張り付けてます

まとめ

高血圧の方の医療保険のご加入は
以前に比べると加入しやすくなりました。

「そのうちで大丈夫」と思いたくなります

しかしながら
皆様ご存じの通り血圧の数値は
年令が高くなれば自然と上昇する傾向にあります

いつまでも若くはありません。

もともと高い血圧が次の健康診断では
大幅に上昇してもおかしくありません


その時に『入っとけばよかった😢』
になっては元も子もありません。


加入した後ならば、その後に健康状態が悪化してもご加入の医療保険は残ります
ご自身・ご家族のために一日も早い加入のご検討をおすすめします。

『保険の営業の方に会うと色々聞かれるでイヤだ』とか
『どんどん営業されたら困ってしまう』
とか思った方はWebでの検討もおすすめです

検討してみたい!と思われる方は下の
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執筆者プロフィール

ライフアート谷口
ライフアート谷口
三重県鈴鹿市の保険代理店(株)ライフ・アート 代表取締役。
大学卒業後、国内大手生命保険会社へ総合職として入社し主に教育関連職や拠点管理職を歴任。その後、独立し(株)ライフ・アートを設立。